小手先豆知識①
【 はんだ付け・はんだごてとは 】
はんだ付けとは、金属を加熱して溶かしたはんだを使用して、電子部品やワイヤーなどを接続するための作業のことを言います。
具体的には、電子基板の製作・生産、幅広いところでは、ステンドグラスや車のガラスにあるヒーター線など、
様々なケースで使用されています。
一般的には、はんだ付けという技術を知らない方もいるかもしれませんが、
私たちが現在使用している多くの電化製品には、このはんだ付けが関わっており、
生活する上では切っても切れない縁の下の力持ち、それがはんだ付けと呼ばれるものです。
はんだごて(はんだごて)とは、上記の作業を行う際に使用する機器のことを言います。
はんだごては一般的に、手に持って操作できる小さなペンのような形状をしており、先端部分加熱をする部分があります。電気的に加熱された先端部分を使って、はんだ付け対象の部品や配線に熱を加え、はんだを溶かして接続します。この接続は、電子回路を構築したり修理したりするために重要な工程であり、はんだごては電子工作や修理作業において必須の道具とされています。
はんだごてにはさまざまな種類や機能があり、温度調整機能を備えたものや、微細な部品に対応するための細い先端を持つものなどがあります。適切な温度と先端形状を選ぶことで、異なる種類の部品や素材に対して適切なはんだ付けを行うことができます。
現在では、はんだ付け個所の微細化などの理由により、手で行うはんだ付けの領域は減少しており、
自動機やフロー・リフローと呼ばれる工法で、はんだ付けをするのがメジャーになっております。